中学受験の塾の費用

2009年2月1日の毎日新聞東京朝刊で「中学受験塾:4年生から4教科3年間 月謝、テスト、教材、講習…200万円超」と題された記事がありました。

中学受験では費用が気になるところ。この記事の中から中学受験の費用と日能研に関する部分を抜粋して紹介します。


不況でも保護者の熱冷めず
 葉県、埼玉県などでは私立中学受験のまっただ中。東京都、神奈川県も本番を迎えた。今月から、学校より一足早く中学受験塾の「新学期」が始まる。多くの塾は新4年生からの3年間でカリキュラムを組んでいる。通塾費用はどのくらい見込んでおけばいいのだろうか。【木村葉子】

今年の首都圏の中学受験生は6万2000~6万3000人と見込まれている。受験率は22%で、小学6年生の5人に1人が受験する計算になる。塾通いは3年間が主流となっており、3年生になると塾の品定めを始める保護者が多い。進学実績やカリキュラムも大きな要素だが、全体の費用(4教科=月謝、テスト、教材、講習など含む)が先々どのくらいかかるのかも大いに気になるところだ。

日能研では、入会金2万1000円のほか、4年生ではクラスにもよるが年間35万~40万円ほどかかる。テストの回数や授業時間が増えれば費用も増え、6年生では94万~107万円に跳ね上がる。3年間通い続けると最高約223万円だ。(省略)

他の塾もほぼ同水準で、3年間200万~300万円は必要になる。交通費や夜食代、連絡用に持たせる携帯電話代なども侮れない。

個別指導や家庭教師をつければ、より高額な出費を覚悟しなければならない。ベテランのプロ家庭教師をつければ、1教科で月10万~20万円は必要だ。受験料もばかにならない。受験生1人当たりの平均出願数は5~6校、1校の受験料は2万~3万円なので10万~20万円は用意しておきたい。

晴れて合格した後には、入学金や授業料の支払いが待っている。東京都によると、都内私立中の09年度の初年度納付金(入学金、授業料、施設費など)は平均で約92万円。初年度納付金に寄付、学校債、制服や通学かばん、体操服などの学用品を加えると100万円以上は用意しておかなければならない。

経済危機が生活を直撃しているが、公立中高一貫校も含め中学受験熱は冷めそうにもない。塾関係者は「不況だからこそ、我が子には良い環境で学問を身につけさせたいと考える保護者は減らない」と口をそろえる。

成績優秀者に特典を用意する塾もある。

日能研は09年度の新4年生から通塾費用のすべてを支援する「ユースリーダーズ・スカラシップ」を始める。同塾の方針に賛同する家庭で、高い学力と学習意欲を持っている子どもが対象だという。

これまで3回開催した無料テストの成績上位者の中から、保護者と本人と面談し約100人を認定した。認定は1年ごとに見直すため、継続して支援を受けられるかどうかは入塾後の成績次第だ。(省略)



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