日能研のシステム

日能研への入塾希望者は、無料のオープンテストを受験し、その成績によって、入塾の合否、クラスなどが決められます。

日能研は、4年間ステージⅠからⅤまでの5ステージ制。

日能研曰く、

「学習意欲」「学習技術」「合格技術」

の獲得をテーマに、最長4年にわたる”学び”のステージとなるわけです。

なお、小3を予科教室、小4から本科教室と呼びます。

ステージで言えば、

小3の4月~1月までが「ステージⅠ」、小4の2月から7月までが「ステージⅡ」、ステージⅠ及びⅡでは、「学習意欲」の獲得が主な目的。

そして、小4の9月~小5の7月までが「ステージⅢ」。小5の9月~小6の7月までが「ステージⅣ」。

ステージⅢ及びⅣでは、今度は「学習技術」の獲得を目指し、履修範囲については、この小6の7月までですべてを習い終えるカリキュラムになっています。この速度は中学受験においては、特に速くはなく、一般的なカリキュラムと言えるでしょう。

最後、小6の9月から受験までが「ステージⅤ」で、「合格技術」と呼ばれる入試本番に向けて実践的な内容の授業を学びます。

これがトータルで最長4年のステップの基本です。

このステージ制をベースに、授業テキストと自宅学習テキストを2つの柱に学習が進められます。

そして、これらの学習が定着しているかどうかを、4年5年では1週おきに、6年は、毎週「カリキュラムテスト」(通称カリテ)と呼ばれる復習テストが実施され、内容に関する習熟度の測定がなされます。

他の中学受験の専門塾と同様、カリテの成績による習熟度別クラス編成をとっており、成績によるクラスの入れ替えがあります。

入れ替えの頻度は、地域によって、また校舎によって、違いがあるようです。

日能研では、テストの答案を各教室にある専用スキャナで読み込み、答案をイメージデータとして扱っていくDI採点と呼ばれる方式を採用しており、テスト実施の2日後には、ネット上でテストの結果を見ることができるので、テストを受け終わってすぐに見直しができるシステムになっています。

元来、テストを受けても、返却が1週間後、または2週間後という塾はまだまだ多く、そういう意味では、DI採点は、業界の中でも画期的なシステムといえるでしょう。

毎週行われるカリテが終われば、すぐに次のテストに向けての授業があり、再びテストというサイクルが常に繰り返されます。

ですから、

「テストの見直しの時間が取れない」

「中途半端なまま、先に進んでしまう」

という声もときに聞かれます。

ただし、これは中学受験を目指すのであれば、最初から頭に入れておかねばならないことであり、他の塾に入っても同様のことは起こりえます。

中学受験では常に重要な単元は学年が上がっても繰り返し学習され、夏期講習などの長期の講習会では復習も盛り込まれているので、その週その週でどこまでを目指していくのか志望校を踏まえて、親子で十分話し合い、長期の戦いに備える必要があるでしょう。

公立小学校のテストと違い、誰もが100点満点を目指すテストではありません。

そこを見失うと、ただ辛いだけの中学受験、テスト結果になってしまうでしょう。

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